施術前に知っておきたい!お肌のターンオーバーの基礎知識
2018年7月24日
美容鍼で皮膚の奥のほうを刺激すると、お肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が促されます。
ところで、私たちのお肌が生まれ変わるとき、どんなことが起こっているのでしょうか?
こちらでは、美容鍼の仕組みを知るうえで欠かせない、お肌のターンオーバーについてお伝えします。
美容鍼とお肌のターンオーバーの関係
美容鍼には、血行を改善する作用や、お肌の生まれ変わりを促す作用などがあります。
これにより、むくみ・肌荒れ・くすみ・シミ・シワなど、幅広い美容効果が期待されています。
そんな美容鍼の仕組みには、お肌の「ターンオーバー」が大きく関わっているのです。
幅広い美容効果が期待されている美容鍼について知る前に、まずはお肌の構造とターンオーバーの仕組みについて理解しておきましょう。
お肌の構造とターンオーバーの仕組み
人間の肌は、表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」という順番で層のようになっています。
表皮はお肌のもっとも外側にあり、水分を保つためのバリア機能があります。
真皮は、コラーゲンとエラスチンなどの成分からできている部位で、お肌の弾力を保っています。
このうち、表皮のもっとも奥にある「基底層」という部分で作られた細胞が、次々と皮膚の表面近くに押し上げられると、表面にある「角質層」の死んだ細胞が自然と剥がれ落ちていきます。
こうしてお肌が生まれ変わるのがターンオーバーです。
ターンオーバーは、年齢による違いや個人差があるものの、一般的には28~56日周期で行われています。
年齢を重ねるにつれて、ターンオーバーの周期は長くなる傾向にあります。
美容鍼がターンオーバーを促す仕組み
美容鍼の施術を受けると、髪の毛と同じくらいの細さの鍼が、お肌の「表皮」「真皮層」まで入ってきます。
これにより、お肌に微細な刺激が加えられて、自然治癒力がはたらくのが美容鍼の仕組みです。
美容鍼の刺激によって、お肌を修復しようという力がはたらくと、コラーゲンやセラミドなどのうるおいを保つ成分が分泌されます。また、刺激によって血行が改善されると、ターンオーバーが促されることにもつながります。このように、お肌の生まれ変わりを促し、血行を促すことができるからこそ、美容鍼では根本的に幅広い効果が期待されているのです。
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美容鍼に期待されている美肌効果は、お肌のターンオーバーとかかわりがあります。お肌の生まれ変わりを促して根本的に働きかけるからこそ、美容鍼は幅広いお悩みの対策として効果的なのです。ハリジェンヌでは、そんな美容鍼とうるおい補給や血行促進を組み合わせた、独自のメニューを用意しています。東京表参道・兵庫芦屋の店舗でぜひ一度施術を受けてみてください!